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最近話題の最先端医療について日本医師会雑誌より抜粋、要約。
ポストゲノム時代というのはポストヒトゲノムプロジェクトという意味で、決してゲノム時代がおわったのではない。
テーラーメード医療
ポストゲノム時代のもう一つのキーワードとして、テーラーメード医療という言葉が提唱されている。テーラーメード医療というのは、個人の体質にあった最適な医療を実施するという事で、これまで全員一律な医療とは一線を画する21世紀の医療であるとされる。
高血圧を例に考えると、わが国では、脳卒中、特に脳出血の頻度が高かったことから、高血圧の制圧に多くの努力が払われ、各種降圧薬の登場や、生活習慣の是正によって、脳出血の激減には成功した。しかし、超高齢化社会の到来に伴い、すでにその減少も頭打ちとなり、循環器疾患による死亡者の絶対数は増加に転じているとされる。この循環器死亡を減らす切り札として、遺伝子解析による病態の解明と、此れを利用したテーラメード医療の実施、ゲノム情報に基づいた画期的新薬の開発、そして遺伝子治療の可能性などが検討されている。
テ-ラーメード医療の実現は、最適な医療を行うだけでなく、医療事故の防止や、医療費の抑制にもつながることが期待されている。今日のようにITが発達する前には、これほど携帯電話やテレビゲームが一般社会に普及することを予想した人は皆無であった。理想のポストゲノム時代の医療では、患者にとっても、一般臨床においても遺伝子解析や遺伝子治療がごく身近なものとなり、空気や水のようにごく当たり前のものとして扱われるようになるのではないか。
日本医師会雑誌 第127巻・第6号 より抜粋・要約
いざHome Pageを出しても誰も見てくれそうに無いのと、話題がやっぱり医療の事になってしまいますので、面白い記事がありましたので書いてみました。
2002/4/19
日本の医療
最近新聞に日本の医療水準は世界で最高だという記事が載っていました。保険制度云々の事は知識不足ですが日本の医療技術に関してははもっと誇ってみても良いかもとか思います。麻疹、風疹の罹患率(ワクチン摂取率の低さ)はアメリカに較べると低すぎてここには著しい格差があるという記事もありますが(これは行政の問題だと思います)、医療技術という面では本当に高いのではないかと思っています。個人的に思っているだけですが・・・。
2005某日
PS:麻疹・風疹は2006年MRワクチンが開始されました。
tPA(組織プラスミン活性化因子)
最近夢の新薬として時々TVなどで話題に上っている薬だと思います。この薬の名前を聞いた時に新薬??と思いました。もう10年以上前からある古い薬です。確かに脳梗塞に保険適応が通ったのが約2年前(平成17年10月)にはなりますが心筋梗塞にはもう10年以上前から使われていました。私も平成6年頃、つまり2007年からは13年前に心筋梗塞の患者さんに使わせて頂いた記憶があります。
脳梗塞にも効果はあるが反面重篤な副作用もあり”諸刃の刃”の薬で適応が限られる、適応症例には強力な血栓融解作用により数時間後にはほぼ治癒といっていい程の効果があることがある薬だという事はもう10年以上前からあたりまえに判っていたと思います。少なくとも私はそう認識していましたが適応の判断が難しく副作用が脳出血など重篤であり、保険が通っても使い方が難しい薬だと思っていました。副作用が重篤なだけに責任が難しくなります。これも10年以上前から判っていたことです。尤も最近になって良い成績が出てきたのだとは思いますが。
脳梗塞に保険適応が通って2年ではありますがそれでも私達医師には古い薬なのだと思います(私だけに先見の明があった訳ではないと思います)。10年以上前の薬はやっぱり新薬と思えません。夢の新薬と聞く度に??と妙な違和感を感じています。
2007/11/7
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