第四景

鮒越峠

上河内の北西端に位置するに西谷地区。その西谷奥に鮒越(ふなごし)峠があります。
名前の由来は魚の鮒だったんですね。
一瞬、舟かなと・・。
以前、峠を挟んで鮒の形をした2枚の畑が向かいあってあったそうです
どちらもまるで峠に向かって登っているような位置だったとか・・・。
西側斜面の畑は大きく八畝はあり、東側斜面の畑は半分くらいだったとか・・・。
残念なことに今は見ることが出来ません。
道路拡張工事や流通センターの工事に伴い姿を消し、
今は東側の畑の尾ひれの部分が残っているだけということです。
写真も残っていないそうで残念!!
見たかったです。

 平成十年、峠の名前の由来を残したいという地元、西谷地区の方々の篤い
 想いから碑が作られ、現在ではかなり低くなったという鮒越峠の傍らに
 設置されました。

  石碑の由来にもあるように、この峠も旧出雲街道の一部です。
  元弘二年(1332)後醍醐天皇が隠岐に配流になった時、従者500名程と
  この峠を越えたとの言い伝えがあります。
尾びれ発見!!
地元の方に教えてもらいました。
かつての畑は植林され山になっていましたが
何とか輪郭を残しています。

進入禁止の柵を越えて写真を撮ってしまいました。
ごめんなさい。
現在の鮒越乢。ずっと前の峠は
画面の上部付近だったとか。
乢の東側に由来碑。 国道181号から県北流通センターへのトンネルに鮒越の名が・・