アイの日記>アイの日記2001(おまけ2)

タデ食う虫も・・・

 なぜタデ藍はインジゴをつくるのでしょうか?さらになぜ花が咲くと、染色がうまくいかないのでしょうか?

 タデ藍は、人の染色のために染料をつくっているはずがありません。「タデ食う虫も好きずき」という言葉がありますが、多くの虫たちはタデ藍の葉を食べないのだと思います。「アイの日記」でも書いていたように、ほとんど虫がきませんでした。
 植物は、自分を守るためにいろいろな工夫をしています。トゲのあるバラ、渋みをもつドングリの実etc.
タデ藍は、葉を食べられなくする戦略としてインジカン(インジゴの素)をつくっていると考えられます。

 それでは、なぜ花が咲くとインジカンは消えるのでしょうか。
インジカンは、インドキシルとブドウ糖が化合したものであり、インドキシルが酸化するとインジゴになります。花を咲かすまでは、虫が来ないようにインジカン(ブドウ糖を持ってるので高エネルギー物質)を葉に蓄え、花を咲かせる(種を作る)時、そのエネルギーを使用すると考えられます。

 なんとすばらしい戦略でしょうか。 

(2001/11/3、TAKA)



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