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藍染めの原理

 藍染の化学反応はかなり複雑であり、藍の色素「インジゴ」の構造が決定されたのも研究開始から18年後の1883年です。

 インジゴは水に溶けないので、そのままでは染料として使用できません。いったん発酵により還元(この操作を「たてる」と言う)し、淡色透明な水溶液(ロイコ塩)にする必要があります。
 この状態(ロイコ塩)になり、はじめて繊維に吸着されますが、このままでは色がないので、再び酸化させる必要があります。
 「さらす」のは、空気で酸化させるためです。

この複雑な操作を試行錯誤で見いだした「藍染」の技法は、驚くべきことです。
     
インジゴの構造式 ロイコ塩の構造式
インジゴ(青色)ロイコ塩(淡黄色)


(2001/10/27、TAKA)



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