科学の色>焼き入れ
鏡面仕上げ(4)
青棒で仕上げたチタン板。完璧とはいかないものの、まずまず。 鏡面仕上げには、このあとベンガラや酸化セリウムによる研磨があるようだが、美しいチタン焼きが目的なのでこの辺で妥協する(^_^;)
さて問題の焼き入れ。(これまで学校のバーナーを借りて焼いていたが、パワートーチを購入(1500円程度)した。) レンガの上にチタン板を置き、恐る恐る右側から加熱。
なるべくグラデーションをつけたかったので、左半分はほとんど加熱せず、右端は赤くなるまで焼いてみた。
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左からチタンの金属光沢、金色、橙、赤、赤紫、青紫、青、水色、そして再び金属光沢(0次と1次の間隙、シャボン玉では黒い膜となる)。 以下、段々とくすんでくるが、6回程度の繰り返しも見られた。
後は色のコントロールであるが、前にも述べたとおりかなりのテクニックを要するというより、電気分解等を用いなければ、不可能かもしれない。
焼きの練習がてらに、タイピンを製作(下写真)してみた。タイピン台は、百均。焼いたチタン板を貼り付けるため、上面を平らにして瞬間接着剤を用いた。 パワートーチの火力を抑えめにして、グラデーションは1回のみとした。
右端をチタンブルーで止めようと試みたが、焼きすぎて白くなってしまった。(2009/8/23、TAKA)
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