セルラー

評価:★★★★
愛する夫や息子と平和に暮らす女教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)はある日、突然自宅にやってきた侵入者により拉致監禁されてしまう。監禁部屋に備え付けられていた電話はご親切に誘拐犯(ジェイソン・ステイサム)が叩き壊して部屋を後にするのだった。

この場所がどこか解らず完全に閉じ込められてしまったジェシカは壊れた電話の復旧を試みる。本当に女教師が電話を直せるのか怪しいもんだが、なんと見知らぬ男のケータイに繋がってしまうのだ。

この男ライアン(クリス・エバンス)はナンパに勤しむ能天気な若造で、必死に自分が誘拐されていて命の危機が迫っていると訴えても相手にされない。そんなやりとりの途中に誘拐犯が部屋に戻ってきたので慌てて電話を隠すジェシカ!脅しをかける誘拐犯とのやりとりが電話越しライアンの耳に入り、ライアンはやっと彼女を信じなんとか救出しようとするのだった・・・。

ここからノンストップでストーリーが進んで行くわけだけど、途中緊迫感を感じさせないコミカルな演出が素晴らしい!原案はあのフォーン・ブースの脚本を手掛けたラリー・コーエンっちゅう人で、この人電話の話が好きなのね!かなり面白い映画であった・・・

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