備前焼窯元

備前焼のできるまで
尾鷲孝峰・高明
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| 粘土は備前でとれる田土を使用しています。乾燥させた後、細かく砕いて石や木の根など取り除きます。 細かく砕いた粘土を水に溶かし、網で漉して2mm〜10mmほどの小石をよけて、どべ鉢で乾燥させます。ある程度の硬さになった粘土を、土練機という機械を使って練ります。寝かせたほうが粘りがでるということで10年寝かせてから使う人もいるようです。 |
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| 形を作る直前に、もう一度空気を抜くためと、粘土の硬さを均等にするために練り直します。 これを菊練りといいます。ロクロ台に菊練りした粘土をのせて器を作っていきます。 もちろん一つ一つ手作りです。気持ちがいらいらしているときや、他の事を考えていると、なかなか思うような形になりません。 |
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l&fax 086-472-8868
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| 十分に乾燥した作品を窯の奥からつめていきます。長皿の上にのっているのはボタと いって、耐火度の違う粘土でつくり、作品と作品を重ねて焼くときにくっつかないようにする ための窯道具です。 窯の天井すれすれまで作品をつめます。作品の置き方で火の流れ が変わってくるので何度もやり直しながら時間をかけてつめていきます。窯焚きには何tもの 薪を使います。約十日交代で火の番をして、温度を徐々にあげていきます。最高温度は 1200度ほどになります。窯の中の作品は真っ赤に光っていて、とても幻想的です。やはり 窯焚きが一番神経を使いますし、体力も使い果たしてしまいます。 |
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窯の内部が十分に冷えてから窯出しをします。それでも作品は熱を持っていて素手では触れない時もあります。
備前焼は想像も出来ないような作品がでたかと思うと、ヒビが入っていたり、割れていたり景色がいまいちだったり人間の思い通りにはいかないものです。
窯から出した作品は磨いた後水洗いをして完成です。

窯の状態を見ながら、タイミングを見はからって終了します。壁土を練って、焚口や空気穴を塞いでいきます。
あとは焚いた日数だけ待つといわれ、自然に温度が下がるのを待ちます。温度が下がりきるまでに開けると冷たい空気が入って、せっかく焼いたものに亀裂が入ったりします。
開けてみるまでどんな焼けが出るかわからないので、不安と期待が入り混じった数日を過ごすことになります。


