| チベットの旅 |
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| 1995年8月24日(木) 成都を経て上海へ |
昨夜は23時過ぎに床についたが、右後頭部と首筋の痛みで寝付かれず、何度も起きる。タオルを濡らし冷やしてみるが効き目なし。4時には寝るのをあきらめ、荷物の整理。4時35分、電話でモーニングコール。5時、予定通り、富岡さんがコールに。荷物をドアの外に出し、朝食に。パン、ベーコン、トマトジュースにコーヒー。まさに万国共通メニュウの朝定食。
部屋に戻り、風邪薬を飲む。高山病には良くないとのことから避けていたが。
6時、ホテルを発つ。まだ、日の出前の暗闇の中、ラサの町並みを抜け、キチュ河(ラサ河)に沿って、クンカルにあるラサ(クンガ)空港に向かう。途中雨はあがるが、黒煙に覆われているような曇天。窓の隙間から入ってくる風に震えながらいつの間にか眠っていた。
目が覚めると、車はヤルツァンポ河に沿って走っていた。雨上がりのせいか、それとも氷河の融水のせいか濁流が渦巻いている。川幅は数百メートル、いや1キロ以上あるかも知れない。中州も多い。ラサ空港はその中州のような河川敷にある。
空港施設は新しく、清潔。インスタントのコーヒー一杯4元。ヤクの乾燥肉27元。
8時40分、チェックイン。
9時40分、建物から離れた所に駐機した西北航空B757型に搭乗。海抜3600メートルもあるこの空港で、低地からやってきてこの距離を大荷物を持って歩けばそれだけで高山病に襲われるかも知れない。 15D席は窓際でないためヒマラヤの姿を眼下に見ることはできなかったが、横断山脈上空では雲の上にニョキニョキと突き出た雪山を隣席の方の肩越しに見ることができた。
約2時間の飛行時間で、成都に。
成都は激しい雨に見舞われていた。その雨の中、荷物を引っぱり、空港前の民航区龍飯店で昼食。さすがに民航のレストラン。洗練された味に満足。
13時、再び空港へ。とにかく雨と雑踏にうんざり。
成都は1992年、次男との二人旅以来3年ぶり。
上海行きの便は、ラサからの便と同じB757型機であった。今度は18F席。主翼の上。雲中を2時間飛行し、無事上海空港に。
着陸を待っていたように激しい夕立。
海藻石鹸が欲しいという仲間の要望で、空港から上海展覧場に直行、まさに買い物ツアーになってしまった感あり。17時35分から18時30分まで。
今夜は空港に近い西郊賓館泊。引き返す途中、5台の車の玉突きに現場を通る。年々車が増え、渋滞が激しくなる上海。車も高級車が目立つ。急速な経済成長を反映してか。
賓館は天皇やエリザベス女王も宿泊したという高級ホテルらしいが、我々はツーリスト・ロッジに案内される。
20時から21時過ぎまで、ホテルのレストランでお別れパーティー。
風呂の蛍光灯点滅。取り替えてもらう。
上海に着いたこと、明日帰国すること、家に電話を入れる。
ガイドのJさんと23時頃まで話し込む。