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![]() 第一に、育てる私と、食べる家族や消費者の方、双方の健康を守ることになります。農薬は、食べる人の体に蓄積して残るだけでなく、使う農業従事者の皮膚や肝臓にとっても、要注意なのです。 ![]() ![]() ![]() 第二に妻は、風邪薬でアレルギーになって以来、農薬の臭いに殊に敏感に反応するようになりました。田のそばを車で通っていて、妻のくしゃみが止まらなくなったときには、稲や田を見なくても、農薬を散布した田であることが分かります。以前、友人の桃の収穫の手伝いをしていたとき、妻は、マスクをして桃を袋から外しながら、くしゃみを連発していました。散布した農薬が袋について残っているからです。我が家のぶどうや桃の収穫時には、もちろんマスクもくしゃみもなく、平気で袋から外すことができます。 丁寧にご指導くださる普及指導員の方に逆らうようで申し訳ないのですが、そういう理由で、当園では農薬を使用することができないのです。 第三に、昔のように川の水がきれいになり、カワニナが増えて、再び蛍が飛ぶ日を望んでいるからです。 「自然に任せて、食べていけるだけ採れればいい。」「自然の恵みだから、多いときも少ないときもある。」そう思いながら、暑さ寒さに耐えて、世話をしています。早くたくさん取ろうとすれば、外国の例のように、安全でない薬品も必要になります。 ![]() ![]() ![]() スローライフで手間をかけて作り、できたものに感謝し、楽しみながら一日一日を大切に歩みたいと思っています。皆さんに喜んでいただけることを生きがいに、今後も研鑽を重ねます。 ![]() ![]() ![]() 次ページへ進む トップページへ戻る 前ページへ戻る |