ぶどうの種や皮に 多く含まれると言われている
調べてみました。
ご参考までに!
ポリフェノールってなあに?

どんな働きをするの?
ポリフェノールは、
フラボノイド、イソフラボン、タンニン、カテキン、ケルセチン、アントシアニンなど
、植物に含まれる色素や苦味、渋み成分などの
非栄養素(機能性成分)の総称です。
 
 植物は、光合成によって、
色素や苦味成分を作り出し
自分の身を守ります。
この成分は、
私たちの体内では『活性酸素』として
侵入してきたウィルスやガン細胞と戦います。
 
 
しかし、この活性酸素は、
ストレスや紫外線、喫煙などの日常生活によっても作り出されてしまいます。
過剰に増えすぎた活性酸素は
正常な細胞を攻撃したり、
悪玉コレステロール(LDL)と結びついてコレステロールを酸化させたりします。
酸化したコレステロールが血管内にたまると、
動脈硬化の原因になってしまいます。

 
 ところが、
ポリフェノールには
抗酸化作用といって、
細胞の老化を防ぐ働きがあります。
増えすぎた活性酸素を除去して、
悪玉コレステロールと結びつくのを防ぎます。

 
つまり、ポリフェノールは、
体内に摂取、蓄積された悪玉のLDLコレステロールの酸化を防ぎます。
高血圧、動脈硬化を予防することで、それに起因する心筋梗塞や脳梗塞を防ぎ、
また活性酸素が正常な細胞を攻撃して起こる、
癌を予防する
ことにもなります。

フラボノイドは
フラボン類とアントシアニン類に分けられ
緑茶より紅茶、赤ワインに多く含まれます。
抗酸化物質が多く
毛細血管の強化、保護、活性酸素の抑制、
血流を改善し動脈硬化を予防、
育毛にも利用
されます。

アントシアニン類は、
アントシアニン類の植物の花、葉、果物、野菜の色彩で
赤・青・紫やその中間色の色合いで、配糖体として存在します。
黒豆・あずき
赤ブドウの皮・いちご、
なすの青・紫、しその葉の赤紫、
かぶの赤、ざくろ、さくらんぼ、ブルーベリーの色は
アントシアン系色素です。

アントシアニン類は、
タンニン、フラボンと共に含まれていることもあり、抗酸化力があります。
眼球内の光を脳に伝える物質(ロドプシン)の合成を助け、眼によいとされます。
活性酸素除去、毛細血管保護、
視力回復、皮膚、コラーゲンの生成促進、
脂肪肝、高血圧予防の効果も期待されています。

また、近年アメリカの大学で、
ブドウに含まれるポリフェノール成分の一つであるレスベラトロールに、
寿命を伸ばす働きがあることが発見
されたそうです。
ネズミ等の実験生物が、
カロリーを制限した食餌で寿命が延びることは、既に分かっていました。
レスベラトロールは、
酵素を通して寿命に関係する酵素や遺伝子に関与し、
カロリー制限をしなくても寿命を伸ばすと明らかにされたそうです。
レスベラトロールには及びませんが、
他のポリフェノール成分にも寿命延長効果が認められるそうです。

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