合格体験記
岡山大学 合格

                              S君


頑張って勝ち取ったセンター英語筆記200点満点!

僕は、高校一年生の秋まであるスポーツをしていた。中学生の頃から目標にしていた岡山国体が近づくにつれて、 平日も夜遅くまで練習、休日は丸一日練習という忙しい日々を送っていた。 また、夏休みはほとんどが遠征や合宿で家にすら帰れないといった状況になっていった。 その忙しい日々は五位入賞という満足できる結果に結びつき、この後続く高校生活によい刺激となった。 しかし、国体を終えると、僕は受験のことも見据えそのスポーツを辞める決意をした。 とても悩んだが、学校のことはまともにこなせておらず大量に出た夏休みの課題はほとんどを写すだけで済ませたことや 夏期休業中の補習授業などに出席できなかったことから成績は著しく下降したため、諦めざるを得なかった。 しかし、学校の部活動に参加することでスポーツは続けようと考えた。そこから、僕の受験勉強は始まったように思う。

まずは、周りの人たちに追い付くために、毎日の予習だけは絶対にやろうと決めた。 そして、どんなに忙しくても出された課題は提出期限内に自力でやって出すようにした。 すぐに結果が出てくれると楽だが、当然すぐには出なかった。しかし、マイペースに同じ生活を送って、 3,4か月が過ぎると徐々に成績が上がってきた。しかし、苦手科目の英語と国語は例外であまり伸びなかった。 そして、三年生になって進路がいよいよ具体的な話になってくると、自分では全体的に成績がだいぶ上がってきて 大丈夫だろうと思っていたが、先生との初めての面談で、「国語と英語が足をひっぱっているな。」と、 指摘を受けてはじめて、「今のままではいけないんだ。」と、考えさせられた。 それからは、塾ではe-トレで英文法を一から始め、秋ぐらいまでに一通りを終わらせて、次に長文を自分のペースでこつこつとやっていた。 夏休みには、1100単語というものをしっかりとやった。もちろん学校の授業も大切にしていた。

そうして迎えたセンター試験。得意科目はなかなかの手ごたえ、しかし、苦手科目は多少の不安があった。 いざ自己採点をしてみると英語の筆記は200点満点だった。自分でも本当に信じられなかった。 でも、「苦手だからといって英語から逃げないでよかった。」とつくづく思った。 そして、「1100単語、e-トレでの文法、長文をこつこつとやってきてよかった。」と思った。 自分の経験から言えることは、受験に大切なことは、学校の授業・予習・復習・基礎力、あとは短期集中ですごく頑張るのではなく、 毎日コツコツと努力し続けることだと思う。


  *先生からのコメント

本当によく頑張ったと思います。最後の追い込みには英語長文を毎回7,8題読み込んでいたことが印象に残っています。 徹底的に苦手な英語に取り組んだことが結果を出しました。

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