秋田県大館市『放射能を拡散させない市民の会』 本文へジャンプ
 
署名用紙

小坂町の放射能受入
に関する署名のお願い
放射能を
拡散させない
市民の会

秋田県大館市
イメージ

放射性物質を含む焼却灰埋め立て及び市内の運行に反対し、9月6日「放射能を拡散させない市民の会」を結成しました。
Updated: Aug. 23


大館市より7月4日の質問状に対する回答をいただきました。すぐ下の質問状と合わせてご覧ください。(文字が読みにくい場合は拡大する事で鮮明になります)
7月13日

市民の会では、ガレキの広域処理と放射能汚染に関し、質問状を小畑大館市長に送りました。
広域処理の危険性、問題点、などを質問しています。
7月4日

<署名のお願い>
昨年、この米代川の水源地である小坂町と大館市に関東圏の自治体などの高濃度放射性物質が含まれた焼却灰が埋め立てられていたことがわかり、住民の反対によって受け入れが中止されました。ところが、小坂町の埋立処分場「グリーンフィル小坂」は、再度焼却灰の受け入れを再開しようとしています。もし、受け入れが再開されれば、水源地が汚染され、その汚染された水が米代川流域を汚染するでしょう。そして、私たちは子々孫々に負の遺産を残すことになります。受け入れ反対に米代川流域全体で署名活動をしております。ご賛同いただける方はぜひ、署名をお願いいたします。回収場所:〒017-0201 秋田県鹿角郡小坂町渋沢出口 1番地 『米代川の清流といのちを守る会署名』栗山京三 宛 (お手数ではありますが、8月26日必着でお願いいたします)


<お知らせ>
放射能を拡散させない市民の会は会長を交代しました。
8月1日の運営委員会で笹嶋岩秋副会長が新会長に推薦され、全会一致で決定されました。石田現会長は会員として活動を継続していただきます。

モーニングバード(テレ朝) 広域処理しなきゃいけないの?
広域処理の矛盾点をついています。

どうする震災がれき(毎日放送)第三弾 静岡県島田市
ガレキ焼却による放射能の漏れ問題。それを指摘されても安全と言い張る市役所。島田市の問題は、もはや他人事ではありません。


教えて!大館市議会議員!

おおだて市議会だより104号 議会一般質問から
藤原明議員・平成会
岩手県のがれき受け入れについて
(問)人道的見地から、受け入れに協力して行くべきと考えるが市長の考えは。
(市長)市民の安全の確保を最優先。汚染の有無や情報収集し、技術的に受け入れ可能か検討する。
大館市民は多くが人道的見地から受け入れをしてあげたいと考えているはずです。大館市民は優しい人が多いのです。多くの人が寄付やボランティアで支援を行なっています。今問題になっているのは安全性とその科学的根拠です。人道的な気持ちだけでは放射能はなくなりません。受け入れ先住民が犠牲になって病気になったり、亡くなるような事があってはなりません。ぜひ、その点をご検討ください。
なぜこれほどまで多くの人が、大館だけでなく、秋田県全体、そして全国規模で危険性を訴えているのか。本当に安全ならばこんな事はおきないはず・・・平成会の皆さんはどうお考えですか?


明石宏康議員・いぶき21
(問)焼却灰でもがれきでもその是非を問う議論の論点は他の支援内容や雇用や金ではなく、安全性と一刻を争う事業の時間に集約されるべきだ。(
そもそも事業より住民の健康や命が最優先では?安全性の科学的データが国より一向に示されません。ぜひデータの開示をすすめていただきたくお願いします。時間が優先される理由とは何でしょうか?確か補助金に期限がありますが・・)広域処理が遅々として進まないのは各地の処理能力ではなく、(処理には多くの法律が絡み、普通のガレキとして処理できない規制もあるそうですが・・?仙台市は既にがれき処理が終了しており、他地域のも受け入れたいが、法律でできないそうです。)目に見えない放射能への住民の拒絶反応にほかならない。(目に見えないから安全なのではありません。目に見えないからこそ、目に見えるきちんとしたデータを示して欲しいと思います。国が決めたから、安全、ではなく、その決めた根拠となるデータの提示が必要です。議員より体の小さい子供は大きな影響となります。ご自分の事を主として考えるのではなく、弱者を中心に物事を考えていただけませんか?)早期の現地処理案など机上の空論に過ぎず、(この早期の処理案はどこからでていますでしょうか?)がれきが整然と片付いているという一部の人の話も全くの誤りである。(現地視察の写真をみるときれいに片付いているところも多くあります。大館よりきれいなところもあったそうです。ちなみに震災3ヵ月後の写真がボストンGに載っています。)新たに各地に処理施設をつくっている時間などない。(宮城では震災後に作られたがれき処理施設7機が稼動中、一部これから稼動だそうです。
(市長)早期に検討を進めなければならない。現地処理ができないから広域処理が議論されている。(
広域処理のため、現地処理が止められている、という意見もあります。
(問)被災地沿岸の町のあちこちにがれきが野ざらしになり1年が過ぎた。(
ガレキは集積所に集められています。あちこちにはありません。昨年10月に被災県庁に確認した際、町外れの集積所に集めたとおっしゃっていました。今は分別も終わっているところもあるようです。)微量の被曝リスクに固執する方に私は対案で問いたい。(リスクが微量であるとどうして断定できるのでしょうか。微量が何年後かに大きなリスクになる、これが低線量被ばくです。0-100までのリスクについての研究結果はこれまでも研究者より発表されています。最新論文の説明についてはこちらから)風雨の中のこのがれきは大丈夫なのかと。(議員は微量の被曝とおっしゃっていますよね・・?揚げ足取りですいません。いずれにせよ片付けるべきです。)我々が迅速に行うべき事は科学的根拠に乏しい基準値以下(放射能リスクに閾値はありません。安全とする学術書もありません。上記最新論文もご参考ください。)の放射能汚染に恐怖することではない。(意気込みだけでは放射能もリスクもなくなりません。関東圏では心不全、心筋梗塞、脳梗塞も増えています。)人類の英知を集結させて(残念ながら放射能を失くす、完全に閉じ込める技術は今地球上にありません。)被災地の汚染物質を整備の整った施設で完全に閉じ込める努力(秋田県に放射能処理を前提に造られた施設はありません。大館の処理場も埋めて土をかぶせるだけです。コンクリートで固めるなどもしません。)を国家戦略として強く推進することだ。(国の政策として国が責任を取る事には大賛成です。地方自治体の住民を二分してまで押し付けるものではないと思います。放射能は全国に拡散させず、できるだけまとめ、建設中であるという最新施設に閉じ込める事が必要です。
(市長)1ベクレルたりともあれば反対だと主張されるなら安全基準をさらに丁寧にお伝えする。(
安全基準の科学的根拠をお願いしていますが、これまで、国が決めたから、というご返事のみです。次回はきちんとしたデータをいただけると期待します。また、最新の論文をご参考ください。
また、子供のため、1ベクレルでも内部被ばくをおさえようとしているお母さん達もいるのに、少量だから大丈夫と科学者でも責任とれない事を簡単に言って良いのでしょうか。自治体の首長として住民の健康をどのようにお考えなのでしょうか。

(問)多くの市民は不安はあれ賛成だから説明会にも来ないし、抗議活動も行なわない。(
不安ならば説明会に参加すると思います。単に無関心、政治に期待しない層であると思います。)全く目立たない静かな彼らはサイレントマジョリティだ。(小泉議員など国会議員がよく使う表現ですが、何も言わないなら、賛成でも反対でもない、無関心層という判断が正しいと思います。また、この層がマジョリティだという判断は何からされましたでしょうか。何人かが議員にお電話していますが、一向につながりません。市民とコミュニケーションがとれない議員がどう、このサイレント層にコンタクトを取り、マジョリティだ、賛成層だと判断されたのでしょうか?)彼らの不安を取り除くのが我々の責務であり、国や市民の動向を見守る事ではない。(議員は市民の代表です。民意を吸い上げ、実現する事をまずは実行してください。)市長の後手の対応には猛省を促したい。この事業には前例などない。加えて絶対失敗など許されない。(事業?支援でなく??失敗できない事だからこそ、十分な検討をお願いします。)難局に真正面から挑んで被災地救済の一翼を担って欲しいから申し上げたい。反対の人たちも真剣にふるさとの未来を考えている。彼らを無視したり強引に論破しようとしてもだめだ。こちらが謙虚な姿勢で第三者監視人として事業参画を呼びかけたらどうか(既に上から目線ですが・・広域処理対象は全ガレキの20%のみです。80%はその場に残ります。処理には異常なほどの高額が処理側に落ちます。これが本当に被災地復興になるのでしょうか。議員はこの大館の自然や、子供達を守りたくないのでしょうか。住民を守ってくれる札幌や徳島がうらやましい・・
(市長)これまで以上に市民の声を伺っていく。早い時期に一定の方向を。
市長、議員とも、広域処理についてきちんと理解していないのではないかと感じました。何度も勉強会のご案内を差し上げていますが、一度も大館市長、大館市役所、本議員にはお越しいただいておりません。一部の大館市の議員、県議会議員、秋田市議会議員、鹿角の議員を会場でお見かけしました。意識の高い方々だなあと感心いたしました。昨年は秋田市長も参加されていました。何百年に一度の危機なら、学識者からの情報、住民との対話など十分な勉強が必要なのでは?
皆さんもご自分が一票を投じた議員がどのように勉強されているか、直接聞いてみてはどうでしょうか?有権者の権利です。


                         
 『青木泰さんと学ぶがれき問題勉強会』
 5月15日(火)午後1時〜2時30分 秋田県北部男女協同参画センター
 青木氏をご存知ですか?首都圏ではかなり有名で政治家にも顔を知られたゴミや環境問題に精通したジャーナリストです。青木氏に限らず、有名な方がほとんど無償で東北を訪れ講演をしてくださいます。ぜひこの機会に全国で問題になっているガレキ問題について一緒に勉強しましょう。直接の質問もお待ちしています!
 青木氏情報<2012/1月に行なわれた講演書きお越し(2012/1月)>

 震災直後灰の汚染がわかっていながら埋め立てを容認し、一度は検査することを了承しながら、今度は検査をしないという、大館市。あまりに無責任すぎませんか?首都圏の多くのジャーナリストが指定するように、被災地の汚染アスファルトや解体車、木々が汚染度をチェックされる事なしに産業廃棄物として大館、小坂エリアで処理されています。これも知っていながら野放し。リスクを負うのは何も知らない住民ばかりです。
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